こんにちは!静岡大学の農学部に通っているkoshiです。
週1~2回サウナに通っています。
「サウナしきじ」は本当にオススメです。
特に薬草サウナ!
温度は60℃で低いのですが、湿度がものすごく高いので、体感温度が半端なく熱いです。
空気よりも水の方が熱伝導率が高いので、低温でも熱く感じるらしいです。
行ったことないという人は、ぜひ行ってみてください!
さて今回は
・ 就活における業界研究について
ご紹介したいと思います。
本記事を参考に、就活を効率よく進めましょう。
- 業界研究をなんのために行うかわからない
- 業界研究のやり方を知りたい
- 自分に合った業界を見つけたい
- 業界研究を充実させて、選考に活かしたい!
- 業界研究に使えるサイトを知りたい
という人はぜひ参考にしてください!
それでは本題に入りましょう。
業界研究とは?
業界研究とは、世の中にある業界の種類や特徴を知ること。
どのような業界が世の中にあるのか、業界ごとの市場規模や動向など様々なことを理解するのに必要です。
自己分析と同様、業界研究も就活において、とても大事な作業。
世の中には自分が想像している以上に数多くの業界が存在しています。
業界研究を怠ると、自分のキャリアの可能性を狭めてしまう場合もあります。
そうならないためにもただ業界研究を行うのではなく、目的を持って行うことが重要です。
ここで、業界研究の目的を明確にしておきましょう。
業界研究の目的
業界研究を行う目的は大まかに2つあります。
- 志望業界を絞りこむ
- 業界について、深掘りをする
1つずつ解説していきますね。
業界研究の目的1:志望業界を絞り込む
1つ目の目的は、志望業界を絞るためです。
就活では、企業を選ぶ前に、業界をある程度絞る必要があります。
そのためには、どのような業界が世の中にあるか幅広く知らなければなりません。
業界を広く知ったうえで、自分に合った業界を絞りこんだり、方向性を明確にします。
「志望業界を絞るための業界研究」は「広く浅く」というイメージです。
志望業界の絞り方については、こちらの記事も参考にしてください。
業界研究の目的2:志望業界について、深掘りをする
志望業界がある程度絞れて来たら、その業界について、理解を深める必要があります。
ここでの業界研究は、大まかに
- 業界内の各企業の違い
- 業界内の各企業の業績推移
- 企業の特徴や立ち位置
などの全体像を理解します。
そうすることで、自ずと自分が志望すべき企業がみえてきます。
「志望業界について詳しく調べるための業界研究」は、「狭く深く」というイメージ。
ここで、「志望業界について更に理解するための業界研究」の一例を見ておきましょう。
例) 自動車業界を志望する場合
業界の中でも複数のメーカーが存在します。
自動車業界と聞いて、トヨタ・ホンダ・日産などが思いつくと思います。
しかし、自動車が消費者に届くまでに
- 自動車の部品を作るメーカー
- 自動車の部品を専門に扱う商社
- 自動車を消費者に販売するディーラー
などなど、多くの企業が関わっていることが業界研究を通じてわかります。
業界全体を調べたあと、自分がどの流通経路の企業を選ぶか決めましょう。
例えば
- 自動車の販売に携わりたい➡自動車ディーラー
- 工学部で学んだことを活かせる仕事がしたい➡自動車部品メーカー
といった感じ。
まとめると、業界を決め、さらに業界について調べることで、企業選びにも繋がるというわけです。
このような企業の選び方は、
- 企業応募時の志望動機が明確になる
- 他業界、他企業との比較をした上でエントリーシートを書くことができる
- 面接で、深く突っ込まれても応答できる
といったメリットがあります。
志望業界が絞れたら、その業界について「狭く深く」研究し、企業選びに移りましょう!
次から業界研究のやり方について解説していきます。
業界研究のやり方
就活において業界研究はとても大切。
大切と言われても、どのように業界研究を行ったらいいかわからないのが現実ですよね。
そこで業界研究で押さえるポイントをご紹介していきます。
業界研究で押さえるポイント
業界研究のポイントは以下に示す3つです。
- 業界の全体像を把握
- 業界の特徴やサービスについて知る
- 業界の過去・現在・未来を見る
業界の全体像を把握
まずは、業界全体の構造を把握しましょう。
世の中には、多くの業界があるので、1つ1つの業界を詳しく調べていては時間がなくなります。
ざっくりと全体像を把握することがポイントです。
様々な業界を知ることで、企業選びの選択肢を広げることにも繋がります。
業界の特徴やサービスについて知る
業界の特徴やサービスについて知りましょう。
具体的に
- どのようなビジネスモデルなのか
- どのような商品を扱っているのか
- 顧客の形態は「BtoB」or「BtoC」のどちらが多いか
- どのような仕事内容があるのか
- 業界の売り上げ規模はどうか
といったようなことを見ていきます。
業界の特徴やサービスについて、しっかり調べることは、面接対策にも繋がります。
なぜなら、面接で業界についての質問をされることがあるから。
業界の特徴やサービスについて、細かいところまでチェックしていきましょう!
業界の過去・現在・未来を見る
業界の特徴やサービス、メインの仕事内容などがわかったら、今後の可能性をみていきましょう。
業界の今後について把握することは、自分のキャリア形成に大きな影響を与えます。
仮に、志望企業に採用されても、衰退している業界だった場合、長期的に働くことができなくなることもあります。
そうならないためにも、業界の過去・現在・未来について見るのがポイントです。
具体的に
- どういった課題があるか
- 成長が見込める業界か
- 他業界とどのように関わっていくのか
- 業界の動向の背景にどのような社会情勢が関わっているのか
といったようなことを見ていきます。
一例として、ネット広告業界を見てみましょう。
コチラのサイトを参考にします。
2009年から現在にかけて、ネット広告業界の規模は上昇していることがわかります。
広告費に関しても、ネット広告業界の広告費は、2013年から2019年にかけて徐々に増加、2020年で急激に増加。
一方、テレビ業界の広告費は減少傾向にあるとわかります。
ではこの背景は何か?
インターネット利用者の増加・スマートフォンの普及を境に、ネット広告業界は、伸びていると考えられます。
今後もインターネットやスマートフォンの利用は続くので、ネット広告業界は成長が見込める業界と判断できます。
このように、過去、現在、未来で業界研究を進めていくことで、業界の今後の成長性だけでなく、日本社会が置かれている状況や抱えている問題なども理解できます。
これは、就活においても志望動機を書くときにも役立ちます。
業界研究の際は、現状だけでなく、過去や未来についても、見るようにしましょう。
最後に業界研究に使えるサイトや本をご紹介します。
業界研究に使えるサイト・本
業界研究に使えるサイト・本はたくさんありますが、ここでは3つ紹介します。
・業界地図(本)
・業界ナビ(サイト)
・業界地図(サイト)
1つずつ順に解説していきます。
業界研究に使える本:業界地図
東洋経済新報社から毎年出版される「業界地図」
非常に有名な本で、就活生は1冊持っておいて損はしないでしょう。
この本は、カラーでとても見やすく、業界の全体像を把握したり、業界を細かくみたりと、「広く浅く」「狭く深く」両方の使い方ができる本です。
業界における主要な企業がのっていいて、
・売り上げ高
・利益の動き
・企業間の繋がり
といったようなことが、一目でわかります。
また、業界について、6種類の天気マークで、業績の動向を表してくれています。
業界研究では、現状だけでなく、今後についても把握することが大切です。
天気マークを見比べることで、勢いのある業界を探したり、自分が志望している業界の動向を把握するのに役立ちます。
webサイトでも業界研究はできますが、本のほうが圧倒的に見やすいです。
個人的には、本の利用を推奨します。
業界研究については、これ1冊あれば十分だと思うので、ぜひ就活生は手に入れてください。
本ではなく、サイトを利用したいという人は、次に示す2つのサイトを利用してください。
業界研究に使えるサイト:業界ナビ
人材サービス大手のリクルートが運営している、サイト
業界研究に役立つ情報をわかりやすく解説してくれています。
サイトである以上、先ほど紹介した「業界地図」に比べて、少し見やすさは劣ります。
しかし、載っている内容は、業界ごとに
・業界のざっくりとした説明
・業界のビジネスモデル・仕組み
・業界の現状と課題
・業界の動き
・業界の職種
と細かく、文字がメインで記載されています。
また、業界のデータ
・平均勤続年数
・平均年輪
・女性の育児休業取得率
・男性の育児休業取得率
・平均残業時間
・平均有給休暇休暇取得率
・管理職の女性
といったものは、グラフでわかりやすく示されています。
「業界ナビ」のオススメな使い方は、業界を細かく調べる時に利用すること。
「業界ナビ」を用いて、他業界との比較など「広く浅く」調べる際には、あまり操作性がよくありません。
1つ1つの業界について、詳しく記載されているので、「狭く深く」調べる際に用いましょう。
「業界ナビ」は、主要な企業や企業間の繋がりといったことは見れないので、そちらを見たい場合は、次に紹介するものと併用してください。
業界研究に使えるサイト・業界地図
こちらは、人材サービス大手のマイナビが運営しているサイト
先ほど紹介した「業界ナビ」は、主要な企業や、企業間の繋がりといったことが見れません。
業界についてある程度理解した上で、主要な企業を知りたい場合は、マイナビの業界地図を利用してみましょう。
図で主要な企業や企業間の繋がりが把握できます。
また、PDFでダウンロードできることもオススメの一つです。
使い方をまとめると
「業界ナビ」で業界について詳しくなる➡「マイナビの業界地図」で主要な企業を知る
といった流れです。
マイナビにも、業界研究徹底ガイドというサイトがあります。
こちらも、業界について詳しく解説されています。
しかし、「業界ナビ」とは違い
・平均勤続年数
・平均年齢
・女性の育児休業取得率
・男性の育児休業取得率
・平均残業時間
・平均有給休暇休暇取得率
・管理職の女性
といったデータがありません。
業界を探したり決める上で、「上記のようなデータを見たい」「働きやすさを重視したい」という人は、
リクナビの「業界ナビ」×マイナビの「業界地図」を併用してみてください。
データはあまり重視しないという人は、1つの運営会社のサイトのほうが操作性がいいので、
マイナビの「業界研究徹底ガイド」×マイナビの「業界地図」を併用してみてください。
業界研究を極めて就活を成功させよう
今回は、就活の「業界研究」について解説しました。
最後に記事のおさらいをすると
- 業界研究は、世の中にある業界の種類や特徴を知ること
- 業界研究の目的は、「志望業界を絞るため」、「業界について更に理解を深めるため」
- 業界研究で押さえるポイントは、「業界の全体像をざっくり見る」、「業界の特徴やサービスについて知る」、「業界の過去・現在・未来を見る」
- 業界研究するなら、東洋経済新報社の「業界地図」
業界研究は、自己分析と同様で非常に大事な作業です。
今回紹介した、2つの目的・3つの押さえるポイントを意識して業界研究を行いましょう。